「地球温暖化」や「大気汚染」といった地球規模の問題に関して、物心ついた時から学校で学んでいます。この単語を知らない人はいないのではないでしょうか。
内閣府の発表した地球環境問題に関する世論調査では、9割程度の人が環境問題に関心があるようですが、日本が温室効果ガスの削減に対して掲げている目標を知っている割合は半分程度という結果でした。
世界的にクリーンエネルギーを使ったイノベーションが起き始めていることもあり、自分たちの生活や未来、地球のことを真剣に考えている人が増えているので、このような情報に敏感な人の割合は今後、もっと増えるはずです。
実際に、2021年度までには、日本政府は900億円規模に予算の増額をし、クリーンエネルギー技術や次世代太陽光発電への研究開発投資を行うと発表しているように、地球を良くしていくため技術開発に対して国が本気で取り組み始めています。
クリーンエネルギーや事業のために、人生を賭けているテスラモーターズやソーラーシティのCEOであるイーロンマスクは、家庭の事情でイベントに欠席した従業員に「何を優先すべきか考えたことがあるのか。私たちは世界を変えようとしているし、歴史を変えようとしている。やるのか、やらないのか、どちらかはっきりしてもらいたい」と、言い放ったそうです。
そのような気迫でもって、地球問題に対して真剣に取り組むことは未来の自分たちの生活を守っていくことにつながるのではないでしょうか。
参考:
アシュリー・バンス 「イーロン・マスク 未来を創る男」(講談社 2015)
http://survey.gov-online.go.jp/h28/h28-ondanka/2-1.html