Rival 「ライバル」という英単語は、お互いの力を認め合った良き競争相手という意味で使われています。しかし、Rivalという単語の語源をたどると、ラテン語で小川の意味を持つrivusから派生したrivalisを語源としています。
rivalisは、同じ小川を共有し、その小川を巡って争う人々という意味であり、そこから、1つのものを求めて競い争う人々という意味に派生し、Rivalという英単語になったそうです。
このRivalという英単語の語源からもわかるように、はるか昔から現在に至るまで、水を原因とした争いは続いていて、前国連事務総長であるコフィー・アナン氏は2002年に「各国の熾烈な水資源獲得競争により、水の問題が暴力的な紛争の火種を内包している」と述べています。
複数の国をまたがって流れる国際河川は世界中に約260本あると言われていて、その河川の水源を巡って争いが今も続いています。
水資源の獲得は国にとっては死活問題であり、川の上流側の国が川の流れをせき止めてしまえば、下流側の国が受ける影響は計り知れません。
そのような問題に対して、解決のアプローチの一つであるこの泉せせらぎによって、水は奪い合うものではなく、作り出し、与えあうという価値観を広げることが弊社の使命だと考えており、微力ながら今後も邁進していく所存です。
参考:
http://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/1238/